2003.5.5 – 七尾港~仙対橋~印鑰神社



ガコンと「とめ挺子」が入ったところです。もちろん「でか山」も急には止まれません。挺子が入ってから 1 m ぐらいは滑るそうです。そのため、「とめ挺子」は大変危険な役割りとなっています。こちらの通りでも途中、お店の前で「でか山」をとめ、木遣りを唄う場面がありました。



登り坂なのでスピードは遅めでしたが、明い内に魚町まで辿りつきました。 曳き手のみなさんから、これだけ歩くのは久々!というお話も聴こえてきました。確かにそうかもしれないですね!



魚町でも曳きつけ唄が披露されました。みどころを一つ一つ覚えておいて、また次のでか山に活かしてくださいね。でか山が動いているのも楽しいですが、こうした木遣り唄、まだらなど、伝統行事も味わいがあります。



また、でか山に携る人達の役割りも少しずつ覚えるとまた「でか山」が楽しくなるかも。それぞれが役割り分担されており、運行中は終始同じ作業に徹しています。各人が各部署を責任持って遂行することで「でか山」がはじめて動きます。



魚町で休憩の後、いよいよ印鑰神社までの戻り道になります。陽もどっぷり暮れてきましたので事故などにも気をつけましょう。



魚町までは登り坂でした。ということは、魚町から仙対橋まではもちろん下り坂。予想通りむちゃくちゃなスピードで曳き出しから14分で着いてますね。