これが例の目印ですね。実際にはヤスリのように見えるのですが。。詳しいお話は聞いてきませんでした。なんだか不思議な形をしていますよね。
またまた光をあてて撮影してきました。外駒を塗っていましたので外駒が芯材に比べて赤みがかって見えますね。まだ乾いていない(塗りたて)ことがよくわかると思います。奧では地塗りを削っていますね。
一方で漆を塗り、一方で漆を削る(研ぐ)のもなかなか大変ですね。色々と段取りがあると思います。というより、今写真見て気付きました。現場に行っていたのに情無い。。
さて、この日の作業も終盤です。こうして見ると塗り目がわからないくらい綺麗になっていますね。もちろん磨いてもっともっと綺麗になりますが、あくまでもこれは地塗りの作業です。
となりに壊した車輪が転がっていたのでこちらも撮影してきました。構造を見易くするために色々な切口が増えていました。芯材も半分削ってありました。
古い車輪の構造を見るために表面の漆が削られていました。若干見にくいですが、一回り撮影してきましたのでお楽しみ下さい。古い車輪は 3 層構造になっていますので、漆が剥され、繋ぎ目が見えている場所は芯材(1層目)と 2 層目の繋ぎ目となります。ほぞを切ってすりあわせてはめこまれている様子がわかりますね。