沢山丸太がゴロゴロと思っているうちに下段がけっこう組み上ってきました。人力で柱を10本持ち上げて台木に立て、ヌキをこれまた人力ででか山の前後から刺していきます。柱の間には細かい部材が入ったりしますが、見えにくいので説明をとばします。
下段の屋根といいましょうか、柱の上に進行方向に垂直に梁を入れていきます。さすがに重いのでレッカーで釣り上げました。両側にかける方法でつけていきますので梁の数は5本です。次は進行方向に向いた梁がかけられます。これは今年新調されたものですね。またまたレッカーの出番です。
さてさて、新しい部材なのでまだどの位置に組込まれるかはっきり確定していません。本来ならばどれも同じサイズなのですが、長年の使用、手作業での製作なので若干サイズが違っていたりするのが曲者です。とりあえず位置を決めましたが、今一つしっくりこないようです。ということで上段の部材を撮影してみました。上段の部材もかなり新調されているようです。
なんだか新しい部材ばかりですね。今年はひたすら新調が進められている気がします。改めて見るといかに大量の木材を使っているかがわかります。またまた見慣れない木材が登場していますね。何に使うんでしょうか。シャッターミスの写真が。。修正が面倒なのでこのままに。。隣りの写真は、上段に斜めに入れられる柱ですね。
こちらは古くから使っている「は挺子」です。中央は「だし木」に結び付けられる「なり木」、右は見てのとおりの提灯です。木遣り台の上部に取り付けられています。
飾りの修正も進められていました。でか山組み立てでは2本目、3本目の梁が釣り上げられ、取り付けが進んでいます。「かけや」で叩いてはめこまれていきます。