土台の基礎組みがほぼ仕上がった状態から2日目の作業スタートです。前回お伝え出来なかった幾つかのパーツが見られますね。上部に組込まれた梁(横5本、縦4本)、下段側面に斜めにそれぞれ3本ずつの柱が追加です。
本日の作業では、土台の各部材をロープで固定します。以前は藤つる(普段みかけるような地面から伸びているものではなく沼地のような場所で地面を這っているもの)で固定していましたが、収穫量が少ないためロープに変更されています。
ロープの巻き方も、どことどこの柱、梁を通して締めつけるのかが決っています。間違えると運行中に柱が倒れたり、梁が抜けたりとえらい目にあいます。言い替えれば最低限度のロープによる補強だけで「でか山」は揺れを吸収できる創りになっています。その割に毎年良く巻き方を忘れてしまうので沢山写真を撮って保存です(^-^;;
また、長い1本のロープを立方体の対角線上を通して締めていく訳ですが、その際に内側から巻く、重ならない様に巻くなど注意点ももり沢山です。ちなみに2回くらい巻き直しがありました。
こちらは「だし木」の作業現場です。今年は「だし木」までもが新調され、一段と高さが増すようです。地面に転がしているとそれなりの大きさに見えますが、立てるととんでもない大きさになること間違い無しです。
新しい飾りも順調に製作が進んでいるようです。でか山の舞台に飾られるお城の石垣や背景の山などが製作されているようです。多分昔は張子(はりこ)で作られていたと思いますが、山の飾りは発泡スチロールをベースに紙を張り付けて出来ていました。こちらではまた違う作業が進められていますね。誰も気にしないようで一番気を付かう作業です。