府中町、魚町に続き、鍛冶町のでか山が仙対橋に到着。観衆がでか山を取り囲みにぎわいを演出しています。鍛冶町には木遣衆が曳き手を盛り上げています。魚 町、府中町はすでに到着して長いので木遣衆は乗っていないですね。ディテールにこだわった作品です。鍛冶町のでか山はこの後すぐに魚町方向(画面右上)に 曳かれていくので通りの右上方向に綱を曳く人達が集まっています。
投稿者「sysad」のアーカイブ
2006年
バックします
でか山の運行であまり見ることができない場面、、というか見られるとまずい場面ですね。電柱や家屋にぶつけたり、辻廻しの位置調整などのためにでか山を少 しだけバックさせることがあります。挺子で全てがうまく運行できれば文句無しですが、路面状態や曳き手の力加減で微妙に運行に変化があるのは仕方がありま せんね。
心棒
辻廻しの際に陣車に心棒を入れる場面です。でか山の運行者以外はなかなか近寄らせてもらえない場所なのでこれだけはっきりと見ることはなかなかないかも知れませんね。この心棒はこれがまた重いんです。
神技
七尾港ででか山を並べたときの写真ですね。ギリギリのところで停車させているこの技術はいつも関心します。離れて止めてもいいんじゃないかとさえ思いますが、こうして見あげると迫力がありますね。
でか山スタイル!
子供用のでか山スタイルですが、大人のものと何らかわりないですね。背中にはしっかりと府中町の「巴」が入っています。よく見るとちゃんと足袋も履いていますよ!七尾のチビッコはとっても元気です。
朝山
府中町でか山の最初の大梃子です。良いアングルでとらえていますね。 この場面では大変多くの曳き手の皆さんに見守られ、大梃子を行うことが 出来ました。大梃子に登る若衆もまだまだ元気です (^-^;;;
ミニチュア
七尾市民なら誰もが(?)欲しがるミニチュアでか山です。場面は「先代 萩御殿の場」だそうです。本当に素晴しい出来栄えです。欄干などは金具 部分まで丁寧に作られていて、感動ものです。かなり面倒ですが、皆さん もチャレンジしてみてはいかがでしょうか?私は挫折しました。。。
骨格
大きなでか山が祭を終えるまで、子供を乗せても、風が吹いても大梃子で 持ち上げても壊れないように骨格を組み上げます。藤つるを使って固定す るのですが、皆さんが良く見かけるひょろひょろっと上に伸びる藤ではで か山の材料として使うことが出来ず、地面を這う様に伸びる藤を使わなけ ればならないそうです。その藤も昔は城山(七尾城跡)で豊富に採れたそ うですが、最近では入手困難になり、他県まで採取に行っているそうです。
密集
でか山を持ち上げるだけの力を生み出すため、大梃子の上には多くの挺子衆が乗ります。また、大梃子も大人 10 人以上の重さに耐えられる強度がなければなりません。でか山は力と力のぶつかり合いで動くのです。それでもケガをする人がいないのは年寄りの知恵と采配が あるからでしょうか。